廿日市市で矯正治療をはじめるなら広島のナタリーデンタルクリニックまでご相談ください。当院は広電阿品駅より徒歩1分と通いやすい立地でマウスピース矯正など目立ちにくい矯正装置も取り扱っています。
歯列矯正をする人は、年代を問わず年々増えています。「子どもがするもの」「大人になってから歯並びを治すのは無理だし意味がない」というのは昔の話。ある矯正歯科では患者様の9割が大人だそうです。歯並びがコンプレックス、虫歯になりやすい、中には顔のゆがみや口元の出っぱりを治したいなど、理由や症状はさまざまですが、大人になってからでも充分可能です。何より、長年の悩みから解放されてその後の人生を楽しむことができるようになれば、とても有益な投資ではないでしょうか。
日本人のスタイルはここ20年ほどで目を見張るほど変化しました。手足の長さや腰の位置の高さ、そして顔の小ささには驚くばかりです。日本人の平均は6.8頭身ですが、平成生まれになると7.5頭身くらいだそうです。世界で活躍するモデルやダンサーが増えたのもうなずけますね。
しかし、いいことばかりではありません。最近のアイドルを見てもわかるように、若い世代は男性でもあごがとがって、エラもほとんど目立たないことがほとんどです。たしかに見た目はすっきりとしてきれいですが、八重歯があったり歯並びが不揃だったりする人が多いと思いませんか?
これは硬いものを食べなくなったために、あごが充分発達しなかったからだと言われています。審美的な理由だけではありません。歯並びが悪いと歯磨きがしにくく、歯の清潔を保つことが難しくなります。虫歯や歯周病に悩む人の多くは歯並びがよくないというのは、残念ながら事実なのです。
ある程度上の年代になると、歯並びや口の健康、虫歯や歯周病の予防などがあまり問題にされてこなかったという時代背景のため、やむを得なかったという事情があります。「歯医者は歯が痛くなったら行くもの」という考え方が一般的だったわけです。その結果、虫歯や歯周病で早く歯を失ったり、乱杭歯や上下どちらかのあごが前に突き出していたりする出っ歯や受け口が「仕方ない」と放置されてきました。しかし、最近は健康な歯への関心が高まって、40代や50代、中には60代で歯列矯正をする人もいるそうです。やはり一生自分の歯で物を食べたい、入れ歯になるのは避けたいという気持ちのあらわれなのでしょう。
子どもの矯正は通過儀礼になりつつあります。特に親の歯並びが悪いと、子どもも同じようになるのではないかと心配して、早いうちからかかりつけの歯科医を持つこともめずらしくありません。若い世代同様、食生活の変化から、現代の子どもも硬いものを食べる機会が少なくなっています。そのせいか、歯並びの乱れも極端になり、その症状も多様化しています。
しかし、逆に小さいうちであれば体への負担が少ない方法で、時間をかけて矯正することができます。そのためにも定期的に歯科検診を受けるようにすると対策もとりやすいでしょう。
矯正方法もどんどん進化し、最近では目立たない器具や治療期間を大幅に短縮する技術も実用化されるようになりました。気軽に、とは言いませんがほんの10年前とくらべてもそのハードルは低くなっていると言えるでしょう。また、これからは予防医学の時代と言われています。悪くなったから医者にかかるのではなく、普段から健康状態を相談できるかかりつけの医院を持ち、検診も積極的に受けるようにしましょう。
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