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今や歯列矯正は子どもだけのものではありません。「小さいころから歯並びがコンプレックスだったけど、経済的な事情で矯正できなかった」「歯並びのきれいな人を見て自分もやりたくなった」などの審美目的や、虫歯や歯周病の治療・予防のために大人になってから歯列矯正を始める人が増えています。
自分で費用を捻出できることや「きれいになりたい」という美意識の向上、なにより歯列矯正が以前よりも身近になったことの表れでしょう。
また、芸能人も歯列矯正をしていることを隠さないようになったことも影響していると思われます。かつては八重歯がチャームポイントとされたこともありましたが、現代ではデビューが決まったらまず歯を治すと言われています。魅力的なアイドルですらしているのだから、自分も……と思っても不思議ではありません。
こうした大人の場合、目的がはっきりしているため、自己管理もきちんとでき、自分が理想とする状態を手に入れるための努力を惜しみません。矯正歯科医からすれば非常に優秀な患者様と言えます。
歯並びが悪いと言ってもその症状は人それぞれです。歯の生え方が乱れている乱杭歯(叢生)や、「出っ歯」と言われる日本人に多い上顎前突、「受け口」と呼ばれる下顎前突、中には上下ともあごが出ているため、口元全体が突き出して見えるということもあります。また、噛み合わせが深すぎたり、ずれていたりすると顔にゆがみが出たりします。
顔を横から見た時に、鼻先からあごを結んだ線をEライン(エステティックライン)と言い、この線の内側に唇が収まるのが美しい横顔の条件とされます。歯並びや噛み合わせに問題があるとこのラインがまっすぐになりません。こうした外見に、特に女性はコンプレックスを感じやすく、「自分を変えたい」という思いから矯正医を訪れることが多いようです。
歯並びが悪いとどうしても構内環境を良好に保つのが難しくなります。本人は丁寧に磨いているつもりでも、歯が重なって生えているような部分には歯ブラシが届かず、磨き残しとなることも珍しくありません。また、口がきちんと閉じられないようだと、口の中が乾燥し、細菌が繁殖しやすくなります。その結果、虫歯や歯周病、口臭の原因となってしまうのです。
そして、噛み合わせの悪さが肩コリや頭痛、時には消化不良を招くということをご存知でしょうか。体のバランスや力の入り方にも影響があるため、記録を伸ばすために歯列矯正をするスポーツ選手もいるほどです。
大人は子どもに比べて、骨格や歯列が出来上がっている分、外科手術が必要になることもあり、矯正期間は長くなりがちです。手術分には健康保険が適用されたり、医療費控除を申告できたりと有利な面もありますが、費用はどうしてもかさんでしまうでしょう。
しかし、その分矯正を終え、思い通りの歯並びを手に入れたときの喜びには、代えがたいものがあるのではないでしょうか。また、歯の健康は体の健康にもつながります。その後の人生を楽しく過ごすことができると思えば、歯列矯正をするメリットは充分あると言えます。
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